(88-0536)
F-16CG "OS-020"
36FS
(89-2020)
Wings
(2007)
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(89-2020)
51st FWの司令官ジョーレイネスは、この塗装の完成後三度この機体でフライトしている。第51戦闘機グループの伝統を最新のF-16に吹き込んだ機体として部隊は士気が盛り上がっているようだ。
横田に飛来した51航空団司令官指定機(OS-020/89-2020)は、胴体下部にECMポッドを付け、LANTIRNポッド1つを抱えていたが、このポッド先端がかなり傷んでいる。離着陸時に小石や虫などの衝突が避けられないためであるが、ポットが回転式でレンズ部分を保護する様に工夫されているのは、こうした状況からも設計上正しいことが理解できる。
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2007年の夏休暇は某国を離れ、久々に日本で撮影を楽しむことにした。丁度、横田と三沢は一週間の合間を置いて公開である。その間に八戸の40周年記念もあり、こうしたチャンスを不意にしては神様に申し訳がないと、友人に三沢行の方は手配をお願いし帰国する事とした。横田基地で先ず目に付いたのが、51st FWのF-16CG、A-10Aであった。今まで見たことの無い黒いチェックを尾翼に入れている。”OS”のレターは消えてしまったが、珍しいマーキングにシャッターは軽快である。

 この塗装は、昨年2006年の12月に第51整備中隊で考案され、2007年4月に承認を受けて2機のF-16CGと1機のA-10Aに3日を掛けて塗装されたもの。整備中隊のマースキー軍曹のデザインで、第2次大戦中の第51戦闘機グループでP-51ムスタングに施されたマーキングの伝統を蘇えらせたもののようだ。いつの時代でもパイロットや整備員達の士気を盛り上げる上で、機体に施されるマーキングは効果があり、平時より戦時に派手なマーキングが登場するのも、低視認性重視より士気を如何にかげるかに重点を置いたからだろう。こういう点は 普段合理的にものを考えるアメリカ人も結構大胆にこなしていく。
(2007/9/17)